将来の夢（平成26年度4月転入）
私の将来の夢は、つい最近までダンサーになる事だった。ダンス関係であればなんでも良かった。ダンスの先生や、有名な歌手のバックダンサー、振り付け師。はっきりした明確な夢ではなかった。
私は小学校三年生の頃から十年間ダンスをやってきた。徐々にではあったが、初め、後ろだった立ち位置もセンターを取るようになり、一回落ちたオーディションで名前が上がったり、ソロをもらったりと、成長していった。
もちろん、その為にはたくさんの練習が必要だった。楽しかったから十年も続けられたが辛くて苦しい時もあった。それでも、やめなかったのはなぜだろうと考えると、ママの顔が浮かんだ。行きたくなくて時間ギリギリに起きると、みんなに迷惑をかけるなと車で送ってくれた。衣装や発表会代やイベント代でたくさんのお金もかかった。パパも支えてくれた。
今はここにいないけど、そんなママのような強い女性になる事が私の将来の夢だ。
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